射出成形の色替えでは、パージ作業に使用する材料。温度。圧力。動作により時間短縮と材料ロスを減少させることができます。

 射出成形の樹脂の色替えや材料品種の変更。加熱筒内での滞留により熱劣化により変質した樹脂を排出するパージ作業。
 不適切なパージや不十分では異種原料の混入。変質した樹脂による焼けゴミの混入により品質低下を招く重要な作業です。
 しかし、ただパージ作業を行っても作業時間が長いだけでなく、高価な材料を大量に消費するコストがかかる作業であるため、様々なケースで効果と効率を検証しながら行うことが重要です。

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黒く変色したグリスは摩耗粉。赤茶色は錆や樹脂ガス。白は水分が混入したことによる変質したグリスで塗り替えが必要です。

 プラ金型の稼働部のに使用されるグリスは、様々な原因で劣化変質することで機能が低下します。
 機能が低下したグリスでは、金属摩耗の発生。金属の腐食。負荷増大による変形などの異常が発生します。
 日々のメンテナンスでグリスの状態を確認し、グリスの補充や塗り直しによりメンテナンス。
 劣化・変質が早い時には、グリスの種類の変更。原因となる樹脂ガス発生原因の解消。金型の改造等による原因除去も検討しなければなりません。

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謹賀新年 あけましておめでとうございます

 2020年 新春のお慶びを申し上げます。
 旧年はホームページ「射出成形オペレーターの知識蔵」ブログ「射出成形オペレーターの悩み」にご訪問いただきありがとうございました。
 環境問題から国際的に脱プラスチックの流れとなるご時世であり、プラスチック成形の業界にとっての展望に怪しい雲行きが見え隠れするところですが、現実に脱プラスチックは難しく、幸いにも旧年は私の周りにおいて大きな影響を感じない一年でした。
 本年はプラスチックの利用と、未来につながる環境問題が上手く共存が図れる1年となってもらいたいです。
 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

金型摺動部のグリスは金型の寿命。異物の付着。成形不良など様々に影響を与える重要な要素です。

 金型グリスは大きく劣化すると、ガイド軸等の可動部の損耗など目に見える破損となります。しかし、そこに至らなくても摩耗粉の発生。可動不良による不良率の上昇。
 また、日々のメンテナンス頻度に大きな負担が必要となります。このため、稼働部に使用に沿ったグリスを選択し、適切な保守を行うことが必要となります。

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射出成形による製品の金型内の油汚れは、大別すると成形始めと連続成形による油分堆積によるものがあります。

 射出成型による金型内の製品の油付着では、成形始めやメンテナンス直後に発生するもの。連続成形により金型の温度上昇や、樹脂ガスに起因して発生するものに大別されます。
 成形始めやメンテナンス直後のものでは、金型保管に使用した防錆剤。離型剤。グリス等の潤滑剤による影響。。
 連続成形によるものでは、金型の温度上昇による油分の融解。樹脂ガスが堆積することで発生した油分が大きな原因となっています。

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